解決事例

認知症による遺言無効を争いそれを考慮して有利な和解ができた|高島総合法律事務所における実際の解決事例

法律相談

遺言書作成当時に認知症と診断されており、遺言書作成から3か月後の会話からは自分がどこにいるか娘や孫の名前が一致しないなどの状況があったことから遺言の無効を争いたい

 

事件受任

争うことは可能だけれども、医師の診断書はまだらボケであって成年後見のための診断書では、成年後見ではなく保佐相当という診断書なので無効にするのは難しい可能性があります。

ただし、遺言無効を争うことにより、遺留分を増額する等の和解ができる可能性もあるとアドバイスして、遺言の無効を争う訴訟を受任しました。

 

結果

訴訟では遺言無効は認められないけれども過去の事情を考慮して、遺留分を増額した和解ができました

遺言無効のケースでは医師の診断書や看護記録が重要視されることから自分がどこにいるか、自分の娘や孫の名前が一致しないなど判断能力に疑問があるような症状があっても有効か無効かとなれば有効となってしまう可能性が高いところ、そのような事情を考慮した和解ができて良かったと思います。


▶︎ お問い合わせ・ご相談・ご依頼はこちらから。

▶︎ 高島総合法律事務所について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。


もしあなたが相続のことでお悩みでしたら、ぜひともお問い合わせください。相続に関することであればどんな些細なことでも構いません。悩むあなたのパートナーとして親身に寄り添い解決を目指します。

なお、初回相談料30分5,000円(税別)いただいています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

高島総合法律事務所

〒105-0001

東京都港区虎ノ門1-11-7 第二文成ビル9階

(虎ノ門駅から徒歩4分・霞ヶ関駅から徒歩6分)

03-3539-3339

代表弁護士:高島秀行

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




生前の他の相続人による預金の使い込みは返還請求できる|高島総合法律事務所における実際の解決事例前のページ

相手方が遺言書を隠匿したと認められ相続欠格が認められた|高島総合法律事務所における実際の解決事例次のページ

関連記事

  1. 解決事例

    兄弟に暴力的な者がいても遺産分割調停で解決できる|高島総合法律事務所における実際の解決事例

    法律相談私の兄は、暴力的で、遺産を自分が多く取得しようとしています…

  2. 解決事例

    生前の他の相続人による預金の使い込みは返還請求できる|高島総合法律事務所における実際の解決事例

    法律相談母親が父の預金を母の預金口座に移していたので父が亡くなった…

  3. 解決事例

    遺言書があっても遺留分は請求できる|高島総合法律事務所における実際の解決事例

    今回の記事では、実際に私が受任し解決に導いた事例を紹介します。…

  4. 解決事例

    相手方が遺言書を隠匿したと認められ相続欠格が認められた|高島総合法律事務所における実際の解決事例

    法律相談遺言があったけれども、依頼者が遺贈された物件については相続…

  1. 遺産分割

    遺産相続トラブルはなぜ起きやすい?トラブルが起きる”5つ”の理由と対策
  2. 相続手続き

    相続で依頼した弁護士が頼りない…複数の弁護士の意見を聞く「セカンドオ…
  3. 遺留分

    遺留分減殺請求の前もしくは後に第三者へ目的物が譲渡されていたら
  4. 遺産分割

    相続人同士で争いが起こりやすい不動産の相続、争いが起こらないためには?
  5. 相続手続き

    遺産相続手続きの期限|過ぎてしまった場合のデメリットと対策
PAGE TOP